映画「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」公式サイト » 大阪舞台挨拶レポート

大阪舞台挨拶レポート

2023/07/10 18:56 up!

本作の公開を記念し、7月8日(土)にシネ・リーブル梅田にて舞台挨拶を実施いたしました。伊藤沙莉さんと大阪出身の片山慎三監督が登壇し、公開後の反響や、本作で初めてとなる関西での舞台挨拶ならではの伊藤沙莉さんの大阪ルーティーンや片山監督の大阪の思い出も披露されました。

満席のお客様に迎えられ、主演の伊藤さんと片山監督が登壇。本作の成り立ちについて聞かれた片山監督は「内田監督とふたりで一緒に自由に映画を作ろうという発想で始まった作品なので、通常の映画とは成り立ちが少し違っていました。最初に<歌舞伎町>と<探偵役は伊藤沙莉さん>というキーワードだけ決まっていました」と当時を振り返りました。

竹野内豊さん演じる自称忍者や、久保史緒里さん(乃木坂46)演じるホストに恋するキャバクラ嬢など個性的なキャラクターに彩られた本作。探偵マリコ役以外で気になるキャラクターを聞かれた伊藤さんは「本当に濃すぎるメンバーなので・・・私は殺し屋の姉妹が好きです、狂ってて(笑)」と語り、片山監督は「宇宙人を誘拐する博士、すごく好きですね」と愛すべきキャラクターたちへの想いを語りました。

本作は、日本に先駆けて世界の国際映画祭で上映され、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭では、主要部門のひとつ「ホワイト・レイヴン・アワード」を見事授賞。ポルト国際映画祭では「観客賞」を受賞、そして今週前半には韓国のプチョン国際ファンタスティック映画祭にも正式出品され、内田監督、片山監督が登壇しました。プチョンのお客さんの反応を聞かれた片山監督は「熱心なお客さんばかりで、たくさんの方に質問をしてもらいました。関心の高さを感じました」と現地の熱を伝えました。

探偵マリコを大阪で撮影するとしたら、という大阪ならではの質問には「西成か十三」と片山監督が答え、伊藤さんは大阪で必ずやりたいこととして「グリコの前でポーズをとること。これまで何回も重ねてきたので今後も続けたい」と独自の大阪ルーティーンを語りました。また大阪出身の片山から伊藤への大阪お勧めスポットは「サウナの大東洋」と自信を持って即答されました。

最後に片山監督は「まだ上映始まって1週間しかたっていませんので、面白いと思った方は是非広めていただきたい」と願いを語り、伊藤さんは「皆さんのご意見ご感想が聞けたら嬉しいです。SNSで広めてください!」と締めくくり、大盛況の舞台挨拶を終えました。